デスカフェ@ヒトヤ堂VOL.14 ふりかえり~参加者が主催者をやってみて~

デスカフェ@ヒトヤ堂VOL.14 ふりかえり~参加者が主催者をやってみて~

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今回のふりかえりは、主催者として開催場所、テーマ決め、司会進行等々を取り仕切ってくれたOさんの執筆になります。

はじめに

2018年11月18日(日)13時?15時に、デスカフェ@ヒトヤ堂 Vol.14 を開催しました。

Death Cafe静岡で今年の2月から静岡県内で開催されているデスカフェも今回で第14回目となります。今回はDeath Cafe@静岡を主催者に代わり、Oさんがコーディネーターを務めさせていただきました。

今回の開催場所は、静岡市葵区七間町に今年の6月にオープンした泊まれる純喫茶ヒトヤ堂というゲストハウス併設型の喫茶店。お店のスペースの一部をお借りし、今回開催しました。お店の方にはこの場を借りて感謝申し上げます。

開催場所を決めた理由

こちらでの開催に決めた理由は主に3つあります。

 

①お店の雰囲気が好き

まず第1に、ヒトヤ堂さんが私自身の行きつけの店で、お店の雰囲気が好きな場所であること。こんな場所でデスカフェをやれたら良いなあという想いがありました。

②「純喫茶」かつ「ゲストハウス」

2つ目の理由は、オープン間もないお店でありながら、地域にとけ込んだ「純喫茶」であり、かつ県外の方との交流のある「ゲストハウス」であるという、二つの側面を持った場所であるという点です。

③喫茶店でやってみたい

そして3つ目の理由は、やっぱりデスカフェもカフェを名乗っているからには喫茶店でやってみたいなあと思っていたという理由です。これまでお寺や介護施設での開催で、それはそれで意味のあり雰囲気も良いと思いますが、せっかくならという思いがありました。

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開催に向けた準備

私は、今年の春頃からデスカフェに参加させて頂いています。主催者さんから今回のお話を頂いたのは夏頃。

その頃から着想を練り始めていき、9月から11月にかけて、主催者さんやお店の方とのやり取りをしつつ開催に向けた準備を進めました。

開催に向けた準備は、このような流れで行いました。

①日程の候補決め

→②素案づくり

→③素案をもとにお店の方への交渉→④条件の擦り合わせ

→⑤内容を詰めていくための打ち合わせ

→⑥開催告知(イベントページ作成、SNSでの告知、チラシ作成等)

→⑦当日資料作成

→⑧最終的な調整

こうした(お店の人との交渉等含めた)企画準備はほぼ初めての経験で手探りのことだらけでしたが、少しずつ前に進めていきました。

開催内容

今回のデスカフェでは、主に二つのワークを行いました。それが、「きっかけスイッチ」「もしバナゲーム」です。

 ワーク①:きっかけスイッチ

最初に、参加者同士の自己紹介をしました。その後、デスカフェの説明を一通りしました。

もしバナゲームを行う前の導入として、参加者が「生きること死ぬことについて考える」きっかけとなるような、いわゆるアイスブレイクを用意しました。

それが、この「きっかけスイッチ」というワークです。

今回は、twitterで拡散されていた明さんというツアーナースをされている漫画家さんの漫画作品を取り上げ、その感想をシェアしました。

明さんの漫画はこちらをクリック

漫画の内容は、「家族からおばあちゃんのがんの診断を知らされた孫(=明さん自身)のその瞬間の気持ちを描いた」というもの。

そこから私たちがどのように感じたのかを、それぞれに言葉にしました。

・ 看護師であるからこそ○○が早い。△△してしまいやすいのではないか

・ 彼女の○○を受け止める人が必要

・ 前を向く方法、××の整理の仕方

・ ○を意識することで、●を意識するきっかけにもなる

・ △△を区切ることで見つめ直すことができる

といった感想が出ました。

 

ワーク②:もしバナゲーム

つづいて、今回のデスカフェでのメインとして、「もしバナゲーム」というカードゲームを用いた対話ワークを行いました。

今回、お題を「あなたの家族が余命一年だとしたら?」と設定していましたが、少し解釈が広いお題となっていたため、参加者と意見を交わし、以下のようなお題としました。

「あなたの祖父母が余命一年だとしたら、どのように過ごしてほしいか」

このお題のもとで、参加者と一緒にもしバナゲームを行いました。

 

参加者それぞれがお題にあわせた5枚のカードを選び、参加者と一緒に思うことや感じたことを話しました。

実際に開催してみて

今回のデスカフェでは、漫画作品ともしバナゲームという二つの媒体を通して、「自分の家族がどのように最期を過ごしてほしいか」ということを考えていきました。

前回のデスカフェでは、「私が余命一年だったら?」という自分に対する問いでした。

 

今回は祖父母という家族ではありながらも自分ではない相手がどのようにしてほしいを考えるという点で、悩みどころが多かったように思います。

 

「自分がしてほしいことと相手がしたいことは必ずしも一致しない」し、「相手がしたいと思っていても自分のことを気にして遠慮している」かもしれません。

 

更に自分と相手だけではなく取り巻く「周囲の関係」もある。多くの場合は妥協点が作られていくのですが、それがうまくいく場合とうまくいかない場合があります。

 

考えに考えぬいた結果であっても、それが最善の選択に繋がるかどうかは難しい。

 

きっかけスイッチで取り上げたケースもあくまでその人がその瞬間に直面した状況の一つにすぎません。

 

当たり前の事ですが、この問いには正解はなく、その時その時の状況の中で自分が相手のことを思い考え、行動していくしかないのだと思います。

 

皆さんはどんなことを感じたでしょうか。

 

次回開催のお知らせ

デスカフェ@ヒトヤ堂 Vol.14にご参加頂いた皆様ありがとうございました。

次回のデスカフェは、12月21日(金) 19時から、静岡市のハピスポさんにて開催します。

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